技術

技術

「鈴茂ならば」という顧客からの信頼に、
「鈴茂だから」といえる技術力で応えていく

  • PROFILE
  • 技術部 設計3課 係長
  • 2003年入社(新卒)

(2018年3月現在)

  • Q. どんな仕事をしていますか
  • 設計開発から納品、安定稼働の確認まで
    製品づくりの一部始終に携わります
  • 今、日本の食品業界は深刻な人手不足に直面しており、あらゆる面での機械化が急がれています。市販のおむすび、寿司、弁当など、おなじみの米飯食品の製造現場も例外ではなく、省力化、生産性向上、品質の維持のため、顧客が当社にかける期待はますます大きなものになっています。

    ひとくちに「米」といっても、産地や品種、炊飯釜の性能、炊き方などにより、仕上がりや加工時の扱いやすさは千差万別。私たち技術者の腕の見せ所は、米の接地面の調整や部材の変更などにより、米の状態にかかわらず均一な仕上がりを実現すること。当社ならではの技術力で顧客のニーズに応える機械を開発し、納入後も、試運転、生産立会いなど、製品の安定稼働を見届けるまでが私の仕事です。

  • Q. この仕事、会社を選んだ理由は?
  • 日本、そして世界へ。
    米食文化を陰で支える事業に共鳴しました

  • 当社製品の活躍の場は、主に外食産業の厨房や食品製造工場といった、いわゆる「食のバックヤード」であるため、一般の認知度は低く、私がその存在を知ったのも大学の就職説明会でした。しかし、その一方で、実はほとんどの日本人が当社の機械でつくられた食品を食べたことがあるのです。

    私が最も心惹かれたのは、当社が「米飯主食文化を世界へ」というスローガンのもと、国内はもとより、海外での米食文化の浸透に貢献するという大きな目標を掲げていたことでした。機械工学を学んでいた私にとって、米飯食品加工機械というユニークな製品づくりに携われることはもちろん魅力的でしたが、自分が手がける製品を通じて食文化に貢献できることがさらに大きなやりがいとして感じられました。

  • Q. 鈴茂の技術者としての醍醐味は?
  • 製造現場の日々の苦労を思うとき、自分たちに何ができるかを考えます
  • 市販のおむすびや寿司を手に取るとき、つい確認してしまうのが個々の商品に貼られているラベルです。そこに記載された製造工場名から、当社の機械でつくられたものかどうかがわかるのですが、同時に思い浮かべるのが製造現場の人たちの労力です。

    多くの製造工程のうち、機械化できる部分はないか――現場の負担を軽減したい顧客のニーズは切実で、「鈴茂ならばできる、やってくれる」という信頼に、私たちは「鈴茂だからできました」と応えたい。ベテラン技術者は蓄積された豊かな経験を生かし、若手は柔軟な発想で新しい切り口を提案します。そして、検討や改良を重ねた先に、顧客の期待に応える「鈴茂らしい一台」が誕生するとき、鈴茂の技術者であることを誇らしく思うのです。

1日の過ごし方

  • 8:00
  • 始業、朝礼

    工場・技術部では月曜朝礼で、課では毎朝、連絡事項などを確認する

  • 9:00
  • 設計

    仕様どおりに作業を進められるときは、丸一日、設計に没頭する

  • 12:00
  • 昼食、昼寝

    しっかりと昼食を取った後は、軽い昼寝をして頭をリフレッシュ

  • 13:00
  • 打ち合わせ、会議

    社内外での打ち合わせ、会議など、案件関係者との綿密なやり取りを重ねる

  • 17:00
  • 終業

    出図(製品設計から量産開始へ)や出荷、試運転前などの繁忙期は残業することも

ココロバロメータ

入社から現在までのターンニングポイントをココロの動きとともにご紹介

私の ラブ  コメ エピソード

  • 米のおいしさは“鮮度”が命。
    だから私は、精米も自分で 
  • 毎年、秋を迎えると、米づくりをしている母の実家から新米が届きます。ツヤツヤふっくらとした白米のおいしさを味わうには、なんといっても「つきたて」が一番。私はひと手間かけて自分で精米し、新鮮な米ならではの甘みや香りを楽しんでいます。

他の社員を見る

PAGE TOP