Testimonialsお客様事例

鬼怒川温泉にARESEAとFuwarica

日光きぬ川 スパホテル 三日月様

使用機器:自動配席AIシステム ARESEA、ご飯盛付けロボット Fuwarica GST-RRA

導入いただいている機材のアイコン導入いただいている機材

自動配席AIシステム ARESEA 使用製品を詳しく見る
ご飯盛付けロボット Fuwarica GST-RRA 使用製品を詳しく見る

icon-park-outline_caution 課題

バイキングレストラン受付での、混雑時間の⾏列解消・適切な配席

セルフでご飯を盛るコーナーの行列解消

hugeicons_idea 効果

・受付時に最適な配席番号をお伝えできるので、受付時のストレスが解消され、お客様に喜ばれた

・簡単操作で温かく美味しいご飯が素早く提供でき、行列が緩和された

・スタッフの作業量が軽減できた

gravity-ui_hand-point-up SUZUMO選定のポイント

ARESEA:モニターでの確認が容易で、海外スタッフも簡単に利⽤できるため

Fuwarica :スタッフがご飯をよそうよりも格段に早く対応ができるため

日光きぬ川スパホテル三日月は、東武鉄道鬼怒川温泉駅から徒歩約3分。鬼怒川の渓谷に立つリゾートホテルである。2009年「きぬ川ホテル三日月」として開業。2020年には大規模なリニューアルを行い、現在の「日光きぬ川スパホテル三日月」と名称も変えた。
水着で入る「おぷーろ」や室内ガーデンスパ、20種以上の湯めぐりを堪能できる温泉、そして四季折々の料理を堪能できるバイキングレストランなどがあり、個人から団体まで多くのお客様に人気のホテルである。

ホテルを利用されるお客様の9割は日本人のファミリー層。外国からの旅行者は1割とのこと。席数420席の広い会場のバイキングレストランは、朝食、昼間のウェルカムランチ、そして夕食とその後はナイトタイムとして営業している。まさにレストランの名称であるALL DAY DINING そのものである。中でも朝食と夕食では、ライブキッチンとしてお客様の目の前で調理する数々のメニューが大好評だそうだ。

 

AIが配席するシステム「ARESEA」が活躍

広いバイキング会場故に、食事時間には多くのお客様が集中する。以前は受付のスタッフが目視で空いている座席を確認して、新しいお客様を誘導していた。広い会場では、奥の方の席まで確認するために、インカムを付けて歩きながら席の確認をしていたが、適切な誘導には時間がかかっていた。その結果、受付に20~30メートルの入場待ちの列が発生することも多々あったという。

そこで2025年7月に導入したのが鈴茂器工の自動配席AIシステムARESEA(アレシア)だ。AIが自動配席するシステムを搭載しているので、受付入力をすると適切な空席位置を案内してくれる。混雑する入店時の配席案内をスムーズにこなして行くので、スタッフの業務を大幅に軽減するシステムだ。

画像11画像9
(左)420席の広いレストラン会場
(右)受付にあるARESEA 

操作は簡単。お客様がセルフで画面をタッチして受付する事も出来るが、こちらでは、受付担当スタッフが操作して席をご案内する方法で利用している。
飲料部次長の熊谷さんによると、レストランのスタッフには海外スタッフが多く働いており、通常の会話は全く問題が無いのに、インカムを使って会話すると微妙なニュアンスが聞き取りにくくお客様を案内するときには間違いの元になっていたという。ARESEAの導入により、モニター画面で空席の確認が簡単にでき、スムーズな配席が出来るようになった。それにより、入り口の行列がほぼ解消した。将来的にはお客様が直接画面を操作して席を決める受付対応の自動化とインバウンド対応のため多言語機能の導入などを検討したいと話す。

 

ご飯盛付けロボットFuwaricaも活躍中 

そしてもう一つ会場で活躍しているのが、ご飯盛付けロボットFuwarica GST-RRAだ。
お客様自身が画面のボタンを押すと、ほかほかの温かいご飯が、お好みの量で簡単に盛付けられる。保温ジャーからしゃもじを使って手盛りするバイキングでは、ジャーの蓋の開閉によりご飯が冷めやすく、さらに手盛りの時間がかかり行列が出来ていた。それがFuwaricaの導入により、人の手を介さずに衛生的でふんわりとした、美味しいご飯を提供出来るようになった。また、スムーズにご飯を盛ることができるため、行列が大幅に減ったのであった。画像12

3台のFuwaricaが活躍するバイキング会場

Fuwaricaはその他にも利点があるという。「お客様が好きな量のご飯を選べるので、盛り過ぎなどでの食べ残しが少なくなり、廃棄するご飯の量も激減しました」と熊谷さん。一日におよそ800人~900人も利用するバイキング会場では、僅かなロスでも膨大な量が廃棄されることになる。お米の高騰が続いている現在、フードロスの軽減は重要なファクターだ。もちろんスタッフの作業量も大幅に軽減され、他の作業につくことができるようになった。

夕食時のコーナーで人気の寿司のコーナーにも鈴茂器工の寿司ロボットが活躍している。厨房内で調理スタッフが寿司を握り、会場内のコーナーで提供されている。ふんわりと握られた寿司は職人同様の美味しさ。まさにバイキングには欠かせないメニューとして大人気だという。

鬼怒川温泉は昔から宿泊施設も多く人気の温泉地。その中でも日光きぬ川スパホテル三日月では、新しい設備機器の導入により、省力化に加えてお客様に満足を提供するおもてなしの温泉ホテルに進化していた。

画像13画像14
(左)ファミリーにも大人気
(右)Fuwarica GST-RRAと飲料部次長の熊谷さん

 

戻る

今回ご協⼒いただいたのは

日光きぬ川 スパホテル 三日月 様

住所
〒321-2522
栃⽊県⽇光市⻤怒川温泉⼤原1400
電話番号
0288-77-2611
画像10