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“ごはん”から始まる、新しいおもてなし

箱根ホテル小涌園様

使用機器:ご飯盛付けロボット Fuwarica GST-RRA

導入いただいている機材のアイコン導入いただいている機材

ご飯盛付けロボット Fuwarica GST-RRA 使用製品を詳しく見る
寿司・おむすび兼用 お櫃型ロボット SSG-GTO 使用製品を詳しく見る

icon-park-outline_caution 課題

ビュッフェレストランにて、ご飯コーナーでお客様の行列を解消したい
提供する料理やご飯のクオリティを上げたい

hugeicons_idea 効果

・ファミリー層や宿泊客が集中する時間帯でもスムーズにご飯が提供できるようになった

・保温ジャーの開け閉めが不要のため、ご飯のクオリティが高いまま提供できる 

・ロボットがご飯を盛る様子が外国人観光客や子供たちに喜ばれる

・スタッフのサポート業務が軽減できた 

gravity-ui_hand-point-up SUZUMO選定のポイント

お客様の利点だけでなく、スタッフの作業が軽減できること
美味しさと楽しさを同時に提供する体験型DXに最適なロボットであること

温泉地として名高い「箱根」。国道1号線を走り、箱根駅伝でもおなじみの宮ノ下からさらに山を登って行くと緑に囲まれた広大なリゾートエリア「小涌園」が見えてくる。
この一帯には、温泉テーマパーク「ユネッサン」、高級旅館「天悠」など藤田観光グループの施設が集まっており、その中核をなすのが「箱根ホテル小涌園」だ。
1959年開業の歴史を持つこのホテルは、2023年に全館リニューアルを実施。150室を備えた次世代型の宿泊施設として生まれ変わり、国内のファミリー層を主なターゲットに、時代に合わせたサービスを提供している。

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食体験を進化させるFuwaricaと寿司ロボット

海外からの旅行客はもちろん、国内のファミリー層にも人気のホテルだが、なかでも、滞在中の楽しみとして多くの人が挙げるのが、ビュッフェレストラン『フォンテンブロー』だ。
190席を備えた広々とした店内では、和洋中約60種類もの多彩な料理を楽しむことが出来る。宿泊者向けの朝と夜だけでなくお昼のブュッフェも実施しており、周辺にランチを実施している施設が少ないため、箱根周遊観光バスなどの方も多く訪れている。

売りの一つにライブキッチンがあり、寿司コーナーでは、目の前でスタッフが寿司を握ってくれる。その手さばきはまさに寿司職人。しかし、そこで活躍しているのがスズモのおひつ型の寿司ロボット(SSG-GTO)である。ロボットから出てくるシャリ玉を手に取り寿司を握るスタイルは、正に寿司職人。近づくまで見た目には分からない寿司ロボットを使った職人並みのパフォーマンスと、ふんわり握られた本物の寿司の美味しさに、常に人気のコーナーとなっている。

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 お櫃型寿司ロボット SSG-GTOと握られた寿司 

そしてもう一つ活躍しているのが、ご飯を盛付けるロボットFuwarica GST-RRAだ。
2023年のリニューアルと同時に、お客様自身がご飯を盛るコーナーにFuwaricaを設置した。「お客様自身が画面のボタンを押すだけで好きな量のご飯が簡単に盛れる、まさに画期的なロボットです」と道本支配人は話す。
以前は、保温ジャーからしゃもじでお客様ご自身が茶碗に盛るスタイルであった。ファミリー層や宿泊客が集中する時間帯は、ご飯の盛付けで行列が出来ていて、何か方策はないかと考えていたところ、同じグループの椿山荘で使われていたFuwaricaに着目。2年前の全館リニューアルを機に導入した。

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Fuwaricaが変えた、ビュッフェの風景

リニューアル後のビュッフェでは、真っ先に提供する料理のクオリティを上げた。以前はフレンチレストランの専属シェフであった方を料理長に据えたことで、バラエティに富んだメニューが評判となった。
さらに季節ごとに、世界各地から集まっているスタッフが提案するご当地メニューを加える企画や、伝統的な人気メニューの小涌園ラーメンや小涌園チキンカレーなども存続しており、大好評であるという。

そしてFuwaricaの導入だ。茶碗を置いて食べたい量のボタンをタッチするだけで、ホカホカでふんわりとしているご飯がすぐさま盛られる。両手でトレイを持っているお客様も一瞬でご飯が盛れるので便利だ。それにより行列も出来難く、スムーズに流れて行く。
子供連れや外国人観光客からは、しばしば歓声が上がるらしい。

利点はそれだけでは無い。保温ジャーの開閉が無いため、ご飯の温度が保たれ乾燥もしにくく、ご飯のクオリティが維持されている。さらにはしゃもじを使い回ししないので衛生的だ。また、お客様ご自身で盛ることで食べ残しが減り、フードロスの削減にもつながっている。もちろん、ご飯の提供がスムーズになったことで、衛生面の管理や混雑時の誘導など、スタッフのサポート作業も軽減。Fuwaricaは、ビュッフェの新しい風景を作っている。

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リニューアルを通じて、箱根ホテル小涌園は全館キャッシュレス化やセルフチェックイン機、自動荷物預かりシステムなど次世代型の快適な宿泊体験を実現している。その中でもFuwaricaおいしさ楽しさを同時に届ける、体験型DXの象徴となっている。ビュッフェの提供スピード、衛生面の向上、フードロス削減、スタッフ負担の軽減。それらを実現しながら、お客様に驚きと笑顔を提供できるFuwaricaは、単なる設備ではなく、おもてなしの一部となっていた。

画像10Fuwarica  GST-RRAと料理長の昆野さん  

 

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今回ご協⼒いただいたのは

箱根ホテル小涌園 様

住所
〒250-0407
神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
電話番号
0465-22-5489
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