Newsニュース

鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:谷口徹、以下 鈴茂器工)は、2025年6月10日(火)から13日(金)までの4日間、東京ビッグサイトで開催されるFOOMA JAPAN 2025に出展いたします。
食品製造分野における国際的な注目度が高まるFOOMA JAPANでは、近年、北米やASEANをはじめとする海外からの来場者数および取材件数が増加しており、昨年同様、多くの外国人観光客やバイヤーの来訪が見込まれています。
今年の鈴茂器工ブースでは、海外戦略をさらに強化し、グローバル市場に向けた製品展示と提案を拡充いたします。世界90か国以上で採用されているグローバル対応モデルに加え、多様な業態、現場の課題に対応する米飯加工の提案など、幅広いニーズにお応えするラインアップを展示いたします。昨年ご好評いただいたコンパクトシャリ玉ロボット「S-Cube(エスキューブ)」も海外仕様機を展示・実演をおこないます。
食品工場向けに初披露となる完全防水型の連続のり巻き成形ラインや、シャリ玉ロボット、のり巻きカッターの操作性を向上させたバージョンアップモデルを展示いたします。おむすび・寿司製造の最新技術を直接ご体験いただける機会をご用意しております。
本展示会を通じて、鈴茂器工は『食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ』というビジョンのもと、「消費者」と「事業者」の皆様へ食を通じた新しい価値の創出を目指し取り組んでまいります。
“食の自動化”に向けた最新ソリューションを、ぜひご取材賜りますようお願い申し上げます。
■FOOMA JAPAN 2025 鈴茂器工ブース実施概要
日時 | 2025年6月10日(火)~13日(金)10:00~17:00(開場と同時に入場可能) |
会場 | 東京ビッグサイト東1~8ホール (鈴茂器工ブース:東5ホール 5P-48) |
【鈴茂器工 展示ブース見どころ】
①業界初!完全防水のり巻きラインを初披露
機械を丸ごと水洗いできる、業界初の完全防水のり巻きラインを展示・実演いたします。抜群に向上した清掃性と衛生管理性能が、食品工場やセントラルキッチンの生産性向上に大きく貢献します。
ぜひ、革新的な技術をご自身の目でお確かめください。
国内外で高まる寿司・おむすび需要にお応えするため、飯盛りから成形まで多機能な米飯加工機を一挙に展示いたします。食品工場で稼働する大型機から、店舗や厨房のバックヤードで活躍する小型機まで、幅広いラインアップを取り揃えております。最新の米飯加工技術をぜひご覧ください。
③“世界90か国が選んだ”グローバル対応モデルを多数展示北米、ASEAN、欧州を中心に導入が進むグローバル対応モデルを多数展示いたします。世界中の食の現場で活躍するSUZUMOグループのグローバル戦略の一端をご体感ください。
■海外市場に広がる日本食を支える鈴茂器工
世界的な“おむすび & 寿司ブーム” – 日本発の食文化が注目を集める
近年、北米やアジア諸国を中心に、「おむすび」や「寿司」といった日本発の米飯食が、日常の食卓に浸透しつつあります。
ジェトロの調査によれば、米国では2023年時点で日本食レストランが23,000店を超え、大手コンビニエンスストアやスーパーマーケットで和惣菜の展開が進み、都市部を中心に、おむすび・寿司の需要が拡大し、寿司の小売市場も大きく成長しています。
こうした世界的な潮流を背景に、鈴茂器工へのお問い合わせも増加の一途を辿っています。2023年の海外からの問い合わせ件数は2022年比で約1.3倍に増加し、2024年の北米向け専用サイトの公開、2025年の鈴茂器工HP(国内・グローバル)のリニューアル以降もその傾向は継続しております。
株式会社グローバルインフォメーションの市場情報によれば、世界の寿司レストラン&キオスク市場は2024年に100億5,000万米ドルに達し、2025年には105億2,000万米ドル、年平均成長率(CAGR)4.84%で成長し、2030年には133億5,000万米ドルに達すると予測されています。また、インスタントおにぎりの世界市場は2023年に9億4,670万米ドルに達し、2031年には14億8,230万米ドルに達すると予測され、2024年~2031年の予測期間における年平均成長率(CAGR)は5.76%と見込まれており、コンビニおにぎり、小売業の総菜売場・店内調理やおにぎり専門店などを加味されていないデータであるが、これらのデータからもグローバル市場における日本食の成長性が示唆されます。
この急速な市場拡大の背景には、日本食が「健康的」かつ「サステナブル」であるという国際的な評価の高まりに加え、世界的な人手不足や衛生基準の厳格化を背景とした、“再現性”と“省人化”を両立する製造体制へのニーズの高まりがあります。
鈴茂器工は、こうした課題に対し、寿司ロボットや飯盛り機、IoT対応ライン機器などの製品を通じて、すでに90カ国以上への導入実績を築き、日本発の米飯食文化と現場の課題解決に貢献する技術力を融合させた製品群で、世界の「和食」を支えています。
※ジェトロ:全米の日本食レストランは過去12年で1.6倍の2万3,000軒に、ジェトロの動向調査
※グローバルインフォメーション 寿司レストラン&キオスク市場
※グローバルインフォメーション インスタントおにぎりの世界市場:2024年~2031年
■展示製品 見どころ
実際の食品工場で稼働する“衛生・効率”を実際に体感できる「大型機」が新製品と合わせて7ライン展示!
食品工場や大規模施設向けに、最新のライン機や防水対応機など、高性能な大型機器を実演展示いたします。
巻き寿司や盛付け工程の自動化に加え、防水性能やライン連携、省人化提案する製品を展示し、一部製品は他社と連携し、製造現場の課題に対応する実践型ソリューションを多数ご紹介します。
業界初の完全防水のり巻きライン「SVR-SAE-WE」をはじめ、新型「ESSライン+海苔付け機」による連携デモでは、今市場でも人気“ふんわり・ふっくらタイプ”のおむすびを製造・ご試食いただける実演展示も予定しております。弁当容器にふっくらしたご飯の盛付けや機械化が苦手な和惣菜を盛付けできる新製品なども展示いたします。
省スペースでも活躍する、現場密着型の「小型機」を約18点展示!
スーパーの調理場や惣菜売場などの限られたスペースでも導入しやすい、コンパクトで高機能な小型機器を展示いたします。
シャリ玉ロボット「SSN-KTA」やのり巻きカッター「SVC-ATD」は、従来モデルから操作性や清掃性を高めたバージョンアップ製品として登場。
また、2024年7月に発売されたコンパクトシャリ玉ロボット「S-Cube(エスキューブ)」は、昨年の展示で高い評価を受け、今年もご取材いただけます。