セルフレジとは? 種類や飲食店への導入メリット、価格の相場についてご紹介

最近、飲食店でもセルフレジの導入が増えています。特に人手不足が深刻な業界にとって、セルフレジは業務負担を軽減し、売上管理の効率化を実現する重要なツールとなっています。

本記事では、飲食店向けセルフレジの種類や、導入するメリット・デメリット、価格の相場について解説します。

飲食店向けセルフレジの種類


飲食店向けセルフレジには、主に以下の2種類があります。

1. 前払いタイプ(券売機)

来店時に店頭で注文・会計する方式
・ラーメン店、牛丼店、ファストフード店などの導入が多い
・釣り銭の受け渡しが不要でミスも防げて金銭管理がしやすい
・無銭飲食のリスクが無く、スムーズな店舗運営が可能
・現金対応のみの機種もあるため、決済方法を検討する必要あり
・注文前に会計をするため、追加注文時は都度会計が必要。

2. 後払いタイプ(セルフレジ)

飲食後にお客様がセルフレジで会計する方式
・回転寿司、カフェ、居酒屋、ファミリーレストランなどで多く採用
・レジ待ち時間が短縮され、回転率が向上
・タブレット注文と連携可能で、オーダーから会計までの効率化が実現

飲食店でセルフレジを導入するメリット


続いて、セルフレジを導入することによるメリットについてご紹介します。

1. 従業員の業務負担軽減

・会計業務が不要になり、スタッフが料理提供や接客に専念できる
・レジの操作教育が不要になり、新人スタッフの教育コストを削減
・注文・売上管理と連動したシステムなら、業務の効率化がさらに進む

2. 人件費の削減

・レジ業務の担当者を減らせるため、少人数での営業が可能
・採用コストを抑え、人手不足の課題解決に貢献
・レジ締め作業のミスが減り、残業時間の削減にもつながる

3. 衛生管理と感染症対策の向上

・従業員が現金に触れる機会を減らし、衛生的な店舗運営が可能
・セルフオーダーと併用すれば、お客様と従業員の接触機会を大幅に削減
・感染症リスクを低減し、安全な飲食環境を提供できる

飲食店でセルフレジを導入するデメリット


一方で、セルフレジを導入することによるデメリットもあります。

1. 無銭飲食のリスク

・後払い方式では、会計をせずに退店するリスクがある
 ※監視カメラの設置や、スタッフによる適切な声かけでリスクを軽減
 ※先払い方式の券売機を選べば、このリスクを回避可能

2. 初期費用がかかる

・セルフレジの導入には100万円~300万円ほどの費用がかかる
 ※レンタルやリース契約を活用すれば初期コストを抑えられる
 ※長期的に見れば、人件費削減によるコスト回収が可能

飲食店向けセルフレジの価格相場


最後に、飲食店向けのセルフレジの価格相場についてご紹介します。

お役立ち記事_セルフレジ02

一般的に、会計操作のセルフ化の度合いが強いほど、価格が高くなる傾向があります。導入する機種によって価格が大きく異なるため、必要な機能とコストのバランスを考慮することが重要です。

 

まとめ


セルフレジの導入は、飲食店の業務効率化、人件費削減、衛生管理向上に大きく貢献します。ただし、導入費用や無銭飲食リスクといった課題もあるため、店舗の運営形態に合わせた適切な機種選定が必要です。

セルフレジの導入を検討する際は、

・必要な機能の明確化
・店舗の運営スタイルとの適合性
・初期費用とランニングコストの比較

をしっかり行い、最適なシステムを導入しましょう。

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