鈴茂器工株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:谷口徹、以下 鈴茂器工)は、日本食・寿司を海外の人にも知ってもらうために、日本の生活者が何を薦めたい・伝えたいと考えているかを探る「日本食・寿司に関する意識調査2026」を、全国の20代~60代以上の男女600名(男女・年代均等割付)を対象に実施しました。農林水産省の調査では、海外の日本食レストランは2025年に約18万1千店と、2013年(約5万5千店)の約3.3倍となっています。観光庁によると、2025年の訪日外国人旅行消費額は9兆4,549億円と2024年(8兆1,257億円)を上回り、訪日客が滞在中にしたことの1位は「日本食を食べること」(98.2%)でした。
●海外の人に薦めたい日本食でも寿司がトップ(68.2%)で、おにぎり(23.7%)、丼もの(22.3%)も2割台で並ぶ
●値上げの中でも守ってほしいのは「ネタの鮮度や品質」(44.3%)。20代では3割、60代以上では6割超に
●海外へ寿司を広げるなら「日本と同じ品質・味」を優先すべきが約7割(69.8%)
●スーパーの寿司、ロボット使用の認知は約6割(61.7%)。機械で握った寿司に抵抗感がない人は約7割(69.2%)。米の工程は5~6割が「機械に任せてよい」
結果からは、「日本食といえば寿司」と答える人が全ての年代で最も多い(68.3%~88.3%)一方、値上げの中で守りたいものや、海外の人に伝えたいことの重心には、世代によって差があることが分かりました。また、機械で握った寿司に抵抗感がない人は約7割で、盛り付け前の工程を中心に、機械に任せてよいと考える人が5~6割に上りました。
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「寿司を食べる頻度」について、「月1回程度」(25.0%)、「月に2~3回」(15.5%)、「週1回以上」(3.0%)を合わせた、月1回以上食べる人の割合は43.5%でした(昨年46.4%)。「半年に数回程度」(26.2%)、「年に数回程度」(14.8%)が続き、「ほとんど食べない」は15.5%でした。
この1年の食材価格や外食価格の上昇を受けた寿司の食べ方・選び方の変化については、「特に変化はない」(35.2%)が最多でした。変化の内容では、「寿司を食べる頻度が減った」(19.5%)、「外食より、スーパーや持ち帰りの寿司を選ぶことが増えた」(15.3%)、「寿司店での外食を減らした」(14.2%)、「より価格の安い店や商品を選ぶことが増えた」(12.7%)が続き、価格との付き合い方は人それぞれであることがうかがえます。
寿司の価格が上がる場合に最も維持してほしいものは、「ネタの鮮度や品質」(44.3%)が最も多く、「ネタやシャリの量」(10.7%)、「メニューやネタの種類」(8.2%)、「衛生面への安心感」(7.2%)、「シャリの味や品質」(5.3%)が続きました。年代別に見ると、「ネタの鮮度や品質」は20代で30.0%、30代で40.0%、40代で37.5%、50代で52.5%、60代以上で61.7%でした。
「日本食」と聞いて思い浮かぶものについて、全体では「寿司」(80.0%)が昨年(79%)に続き1位となりました。次いで「天ぷら」(57.2%)、「味噌汁」(44.3%)、「うどん・そば」(39.0%)、「おにぎり」(34.5%)が続きました。全ての年代で「寿司」が1位で、20代では68.3%、60代以上では88.3%でした。
海外の人におすすめしたい日本食についても、「寿司」(68.2%)が1位となり、昨年(63.8%)から4.4ポイント高い結果でした。次いで「天ぷら」(42.0%、昨年43.0%)、「しゃぶしゃぶ・すき焼き」(26.0%)、「ラーメン」(24.0%)、「おにぎり」(23.7%)、「うどん・そば」(23.3%)、「丼もの」(22.3%)、「味噌汁」(21.3%)と続き、3位から8位は2割台の接戦となりました。「日本食と聞いて思い浮かぶもの」と比べると、「ラーメン」は8位(20.5%)から4位に、「しゃぶしゃぶ・すき焼き」は6位(30.5%)から3位に順位を上げた一方、「味噌汁」は3位(44.3%)から8位(21.3%)となりました。※昨年は「おにぎり」(29.5%)が3位でした。
海外で寿司を広げるにあたり、「日本と同じ品質・味」と「手頃な価格」の両立が難しい場合の優先事項については、「価格が高くなっても、日本と同じ品質・味を優先すべき」(35.3%)と「どちらかといえば、日本と同じ品質・味を優先すべき」(34.5%)を合わせ、約7割(69.8%)が品質・味を優先すべきと回答しました。一方、「手頃な価格」を優先すべきは合計15.8%(「どちらかといえば」11.3%、「日本と異なる部分があっても」4.5%)と、1割台となりました。年代別では、品質・味の優先派は50代(79.2%)、60代以上(79.2%)で約8割、20代は58.3%、30代は65.0%でした。「手頃な価格」を優先すべきは20代(19.2%)、30代(18.3%)で約2割と、50代以上(11.7%、12.5%)より高くなりました。
この「品質・味を優先すべき」と回答した人(419名)に、自身の値上げへの対応を聞くと、「価格が上がっても、品質を重視して選んでいる」は4.3%でした。一方、「外食より、スーパーや持ち帰りの寿司を選ぶことが増えた」は17.2%、「より価格の安い店や商品を選ぶことが増えた」は14.1%でした。
海外の人に日本食の魅力を知ってもらうために体験してほしいことでは、「日本と同じ味や品質の料理を食べる」(48.8%)が最多で、「職人が調理する様子を見る」(27.5%)、「日本人が日常的に食べている料理を食べる」(24.2%)、「日本食の歴史や文化について学ぶ」(20.7%)、「地域ごとの郷土料理を食べる」(18.7%)が続きました。「日本と同じ味や品質の料理を食べる」は、20代の30.0%から60代以上の65.0%まで、年代が上がるにつれて高くなりました。
スーパーなどの寿司がロボットで握られていることの認知度は、「知っている」(26.3%)と「なんとなく知っている」(35.3%)を合わせて61.7%でした(昨年60.8%)。「知らなかった」は38.3%でした。
寿司を食べる人(「ほとんど食べない」人を除く507名)では、68.8%がスーパーなどの寿司がロボットで握られていることを認知しており、「ほとんど食べない」人(93名)の22.6%の認知率を大きく上回りました。
機械で握った寿司を食べることへの抵抗感については、「まったく抵抗はない」(25.0%)と「あまり抵抗はない」(44.2%)を合わせて69.2%でした。「やや抵抗がある」(13.3%)と「とても抵抗がある」(3.3%)は計16.7%、「わからない」は14.2%でした。
寿司づくりのうち機械が担ってもよいと思う工程は、「シャリの量を計る」(57.7%)、「米を炊く」(55.7%)、「ご飯と酢を混ぜる」(50.7%)、「米を洗う」(50.0%)、「シャリを成形する」(48.8%)と、米に関わる工程が上位を占めました。「注文受付や配膳」(43.8%)、「巻き寿司を成形・カットする」(40.7%)、「寿司を盛り付ける」(33.7%)が続き、「いずれの工程も人が行う方がよい」は4.7%でした。工程ごとに受け止めに幅があり、人と機械の役割を工程単位で考えている様子がうかがえます。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:20代~60代以上 男女・年代均等割付
調査期間:2026年9月25日~28日
調査項目:10問
有効回答数:600名
※調査結果は、端数処理のため構成比が 100%にならない場合があります。
鈴茂器工は1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、以来、米飯加工ロボットのリーディングカンパニーとして業界を牽引しています。株式会社富士経済が2025年8月に発行した市場調査レポート「2025年版 ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望 サービスロボット編」のサービス分野ロボットの「寿司ロボット」「米飯盛り付けロボット」のカテゴリーにおいて、2024年販売実績【数量・金額】で、【世界市場】【国内市場】ともにシェアNo.1を獲得しました。
現在ではアメリカとシンガポールにグループ会社を構え、世界90か国以上で日系企業のみならず現地企業にも広く導入されています。技術を通じて“日本と同じ品質・味の再現性”を支え、日本食文化の国際的な発展に貢献しています。
鈴茂器工は寿司ロボットやご飯盛付けロボットをはじめとした米飯加工技術の開発・普及を進めております。公式HPでは、こうした技術が実際に現場で活用されている導入事例の紹介や、温かくおいしいご飯の提供ニーズに合致した事例など豊富に紹介しております。
鈴茂器工HP(お客様事例):https://www.suzumo.co.jp/testimonials