コラム

FOOMA JAPAN 2025 レポート

作成者: 投稿者|Jul 7, 2025 12:53:00 AM

先日開催されましたFOOMA JAPAN2025では、お忙しい中にもかかわらず多くの方にご来場いただき誠にありがとうございました。残念ながらご来場が叶わなかった皆様へ、本レポートでは当社のブースで特に注目された最新技術をご紹介します。食品製造の現場が抱える問題を解決し、新たな価値を創造する当社の取り組みを是非ご覧ください。

①「具材が主役の、握らないおむすび」を再現!【シートおむすび製造ライン+のり付け機】が高評価!

来場者の皆様が最も足を止めたのがこちらの機械です。大人気店のおむすびをスーパーでも手軽に購入できるようにしたいという思いから開発されました。おむすびを試食されたお客様からは「ふんわりしていて具材が口いっぱいに広がる」と大変ご好評をいただきました

従来機ではご飯を長方形のシート状に出し、三角に成形していましたが、新型機ではシートの形状を見直しました。これにより、おむすびの頂点にご飯が集中せず、従来よりも圧力をかけずに成形することが可能に。まさに「握らないおむすび」を再現できるようになりました。おむすびのてっぺんに具材を「見せ具」としてトッピングできる工夫も施されています。

 

②複数名の人件費削減が見込める惣菜盛付け機+トレイシーラー

参考出品ながらも多くのお客様の興味を惹きつけたのがこちらの機械です。ひじきやサラダを定量に盛り付けする際、容器の淵にドリップが付きにくい独自の発想が盛り込まれています

お客様からは「今使っている機械ではドリップがついてしまい、シーラーがうまくいかないためドリップを拭く人が必要だが、こちらの機械では不要になる」と大幅な作業効率改善への期待の声をいただきました。

③現場の声を反映したコンパクト設計と新たな付加価値提案 !

「現場目線の機械を作りたい」という強い思いから開発された、計量器付マルチご飯盛付け容器供給ライン高さも幅も大幅にコンパクト化しました。一目でコンパクトになったと気づき、お声かけくださるお客様が多数いらっしゃるほどでした。「我が社の使用容器の形にも対応できるのか」というお問い合わせも多くありましたが頼もしいお返事ができたと自負しております。

さらに、小型機でも新しい提案をさせていただきました。寿司ロボット【のり巻きロボットのアイドルタイムにおむすびを作るという提案です。実際に東北の有名スーパーで発売され、飛ぶように売れているという成功事例にご来場のお客様も大注目されていました。

④安全と利便性を両立!新型【のり巻きカッター】

新型の【のり巻きカッター】も来場者の皆様の注目を集めました。自動でリフターが降りる新機能はもちろんのこと、本展示会での最大の反響ポイントは安全性向上部品の画期的進化です。

安全性向上部品の付け外しが非常に簡単になり、さらに食洗器対応に。しかもその部品は標準装備です。切れ味抜群の当社ののり巻きカッターですが、その分洗浄時には注意が必要でした。そこで、ご使用になるすべてのスタッフが安全に使用できるよう徹底的に工夫を凝らしました。まさに安全と利便性を兼ね備えた新製品だと自信を持って言えます。まだお目にかかっていない方には是非一度体験していただきたいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

こちらでは紹介しきれなかった新製品の詳細や展示した商品サンプルのレシピのご提案も可能です。デモンストレーションも承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。